メイクとの出会い
私は短大の18歳くらいからメイクが好きで、興味をもつようになりました
そして美容部員になりたい!という思いから化粧品会社の「K」というところへ就職希望をし、最終面接までいきました
しかし、父の薦めであった某大手企業の面接と重なってしまい、父に説得されるがままにその企業に就職しました
そしてOL生活がスタートしたのですが、環境の変化や仕事のストレス等で顔中ニキビだらけに
今までトラブル知らずで常に美肌だと褒められてきた肌がボロボロになってゆく・・・もう自分の顔をみるのも嫌になってきて、最終的には鏡をみるコトさえも恐怖になりました
もちろん家族にさえ素肌を見せるのが嫌になりました
そして大好きなメイクはかなりの 「 厚化粧 」
そんな時、雑誌で目にしたエステの『 ニキビを治す! 』 の文字に飛び付き高額な金額を支払って通ったのですが、結果は期待していたよりもあまり出ずニキビ跡も消えるまでに至りませんでした
その時の私にとってメイクは 『 素肌を隠すためのもの 』 でした
私の原点
しばらくして出会ったのがリハビリメイク
赤らんだニキビ跡を消したくてワラをもつかむおもいで通いました
そしてニキビ跡が隠せるんだ!という気持ちが自分の中のストレスをどんどん消していってくれたのです
それからメイクが『 隠すメイク 』から『 楽しむメイク 』へと変わっていったのです
リハビリメイクに出会った事が今の私の原点です
その後、沢山の悩める人を少しでも元気にしたい、という思いからメイクを一から勉強をしはじめました
素敵なご縁でとても尊敬できる恩師と出会い更にメイクの幅を広げることができました
今ではその経験を活かしてショーやカルチャーセンター、専門学校等で教えたりしています
そして結婚、赤ちゃんができ、会社を退職してからママ達のオファーを受け少人数制でお教室を開くようになりました
今ではメイクは私の天職だと思えるくらい私の一部になっています
美しさを考える
私が自分の肌で悩んでいた頃、人生は真っ暗でした
「 女性は美しくなくてはいけない 」 という風潮が強すぎる世の中で、情報があまりにも多くあり溢れています
きっと以前の私の様に自信をなくしている方も多くいらっしゃると思います
女性にとって 「 美しさ 」 というのは一体なんなのか、私は日々考えてます
人間は内面が大事です、心の美しい人はその人自身の美しさが外見にも現れるからです
しかし外見の美しさは自分に 「 自信 」 をあたえます
自分に自信のない人にとって外見の美しさが内面を大きく作用するのです。
『 心と身体のバランス 』がとても大事なのです
今では沢山の方のお顔を触らせていただくことができるようになり、それも全部昔の「真っ暗だった私の何年間」のお蔭
今では大変だった昔の自分に心から感謝しています。
メイクによって少しでも多くの方達が自分の顔を好きになれるように、そして輝くためのエッセンスになったら嬉しいなと思っています
これからも沢山の女性を 『 キラキラ輝かせる 』 お手伝いをするために頑張っていきたいと思っております
皆様にお会いできる日を心より楽しみにしております
太田 有香